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[55]シュレッダーの静電気対策

[55]シュレッダーの静電気対策

顧客や社員の重要な情報を守るアイテムとして活用されるシュレッダー。便利なアイテムですが、細かい紙片が舞い上がってしまったり、周辺に飛び散ったりするなど、取り扱いに苦労する場面も少なくないでしょう。しかし、これらの問題は、シュレッダー使用時に発生する静電気の発生を抑えることで解決できます。静電気は、紙詰まりやセンサーの誤動作などの原因にもなるため、日頃から適切な方法で静電気対策をすることが大切です。

シュレッダーに静電気が発生する原理

それでは、なぜシュレッダーで紙を細断すると静電気が発生するのでしょうか。
前提として、シュレッダーにかける紙はコピー機で印刷された紙です。コピー機は静電気を利用してトナー(粉のインク)を紙にくっつけ、熱で定着させています。そのため、コピー機の内部には常に静電気が発生しており、印刷された紙は「帯電」しています。

このように帯電した状態の紙をシュレッダーで細断しようとすると、幾重にも並んだ刃と刃の間に噛み込むときに紙と紙、紙と刃が擦れ合ったり、衝突し合うことでさらに摩擦帯電が起こります。
静電気は、物と物の接触する力が強い場合や、接触する面が広い場合に発生しやすくなります。また、湿度が低く乾燥している場所も静電気が発生しやすい性質があると言われており、空調をつけっぱなしにしているオフィスなどでは、特に静電気が発生しやすいことが考えられます。

シュレッダーの静電気対策が必要な理由

シュレッダー内部で静電気が過剰に発生してしまうと、細断くずが舞い上がったり、カッターに巻き込まれたりすることがあるため、紙詰まりや、ダストボックスが満杯になったことを知らせるセンサーの誤作動などが起きやすくなってしまいます。静電気により、ホコリを吸着しやすくなるため、シュレッダーの耐用年数を縮める可能性もあります。 また、細断くずが周囲に散らばってしまうこともあり、業務の妨げとなり兼ねません。これらのトラブルを防ぐためにもシュレッダーの静電気対策は日ごろから行うことが必要です。

シュレッダーの静電気対策

シュレッダーの静電気対策としては、帯電防止剤を配合したウェットティッシュなどでダストボックス内部を拭うと効果的です。静電気抑制機能が施された専用のゴミ袋を使用するのもいいでしょう。
また、過剰な静電気を発生させないために、シュレッダーの切れ味を改善させるシュレッダーオイルの使用もおすすめです。しかし、代用品として可燃性のあるスプレー式の潤滑剤や静電気除去剤、錆止め剤などの使用は厳禁です。なぜなら、静電気により発生した火花に引火して、火災や爆発を起こす危険性があります。 それほど高いものではありませんので、シュレッダーを長持ちさせるためにも、専用のものを使いましょう。

シュレッダーの静電気対策は、オフィスの美化、業務効率の向上だけではなく、シュレッダーの故障を防ぐためにも欠かせないものです。なお、万が一、シュレッダー使用時に異音が発生したり、シュレッダーの内部で紙が詰まっているような状態が確認された場合は、購入時に添付されていた取り扱い説明書に記載されている内容に従い応急処置を行うか、販売元に問い合わせて、メンテナンスを依頼するようにしましょう。

『マイナンバー』対策に!シュレッダー活用術

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