2023年 8月 21日
空気清浄機AeraMaxPROー IAQの改善、従業員のウェルビーイング向上
北米での従業員向けウェルネス・プログラムは、特に大企業を中心に人気が高まっています。Zippiaによると、従業員200人以上の企業の83%が、ジムの無料会員やインセンティブなどのウェルネス・プログラムを提供しています。これらは従業員にとってありがたいプログラムではあるが、それらは表面的であり、より深いウェルネスをサポートするには至っていないことが多いです。
ワークプレイス・ウェルビーイングとは何か?
ワークプレイス・ウェルビーイングとは、従業員の健康維持や幸福度の向上のために企業が提供するプログラムのことです。職場環境や安全性・従業員の働く意識など、すべてが含まれます。ウェルネスを促進するために、企業はフレキシブルな勤務時間やより良い復職プランの提供、従業員が気分良く働けることに重点を置いたワークスペースの創出などを行ないます。以前は、企業はウェルビーイングについてあまり深く考えていませんでした。しかし、COVID-19以降、それらをもっと配慮する必要が出てきたのです。
IAQの重要性
IAQ(Indoor Air Quality / 屋内空気質)は、従業員の健康とパフォーマンスに大きく影響します。しかし、意外なことにほとんどの企業で見過ごされがちです。アメリカ人は1日の約90%を屋内で過ごしており、EPA(Environmental Protection Agency / 環境保護庁)によると、屋内の空気は、屋外よりも2-5倍汚れていることもあります。米国フェローズの調査では、職場内の空気が「とてもきれい」と回答した従業員はわずか36%でした。IAQが悪いために、COVID-19感染(73%)、アレルギー症状(71%)、その他のウイルス感染(68%)、頭痛(66%)、疲労(65%)などがコメントとして挙げられました。
IAQの改善を含む従業員のウェルビーイングを優先させることは、企業にとってもメリットになります。そのような企業は、離職者や燃え尽き症候群の減少、エンゲージメントと生産性の向上に繋がっているという研究結果があります。ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院によると、"室内の空気がきれいであることで、人はよりよく考え、よりよく働くことができる。そして病気や汚染物質から身を守ることで、従業員の欠勤を減らすことができる。"というのです。
IAQの改善を含むウェルビーイングに投資することは、長期的に企業の価値を大きく成長させる可能性があります。Journal of Occupational and Environmental Medicine誌に掲載された研究によると、S&P500の6年間の成長率が159%であったのに対し、健康とウェルネスに注力している企業のそれは235%でした。このように、IAQの改善や空気清浄プログラムなどウェルビーイングへの投資は、大きな財務的メリットをもたらす可能性があります。
IAQの改善はまた、ESG経営(Environment Social Governance/環境・社会・ガバナンス)においても貢献することができます。ESG経営は、環境への配慮だけではなく、働きやすい職場を作るための取り組みも重要です。特に最近では、「健康経営」という観点が注目を集めており、企業は従業員の健康管理を経営的な視点で積極的に行うことが求められています。これは、企業が従業員を大切にするのはもちろんのこと、経営的にも成果を上げるために欠かせない要素とされています。
教師はIAQの改善を望み、必要としている
教師は屋内、とくに教室で過ごすことが多いため、IAQへの関心が高い職業グループです。体調が悪い時に在宅勤務ができる会社員とは異なり、教師と生徒は教室でコミュニケーションすることが多いため、お互い欠席が増えると学習に影響が出てしまいます。北米フェローズの調査によると、幼稚園から高校までの98%のほぼすべての教師がキレイな空気は教師と生徒にとっての権利であると考えており、会社員の91%よりも多い。また、97%の教師が、授業内容や成績に直接影響すると考えています。

しかし、IAQの重要性が教師によって認識されているにもかかわらず、教室のIAQを改善する計画を立てている学校はわずか31%でした。COVID-19の大流行によって、キレイな空気が健康と学習にとっていかに重要であるかを示したことを考えると、これは驚くべき結果です。実際、2022年にCDC*1が行った調査では、教室やランチルームなどリスクの高い場所でHEPAフィルターを搭載した空気清浄システムを使用している学校は1/3以下でした。
*1 CDC :疾病対策予防センター(Centers for Disease Control and Prevention)
企業がウェルビーイングを取り入れることで、従業員や企業のパフォーマンスに好影響をもたらすように、学校でも教室のIAQを改善することで教師と生徒のパフォーマンスは向上します。EPA(Environmental Protection Agency / 環境保護庁)によると、良好なIAQが生徒の成績とテスト結果の向上、欠席者の減少につながることを明らかにしています。教育委員会などは、教師や生徒にとって健康的な環境を育むために、空気清浄機の設置を含めたIAQの改善を実施するべきと考えます。
アメリカ国内での企業や学校のIAQ改善とウェルビーイングに役立つ空気清浄ソリューション(上記記事元はこちら)について、もっと詳しく知りたい方は以下ご覧ください。
◆他のケーススタディはこちら
◆フェローズ空気清浄機AeraMaxPROのラインアップ
◆フェローズ空気清浄機AeraMaxPROについてもっとくわしく知る
◆フェローズ空気清浄機AeraMaxPROについてサポートがほしい