モニターアームTallo™ー 快適さと生産性をともに高める効果的な投資


 

オフィス内のワークスペースの中心はモニターであり、従業員は1日の大半をそこで過ごします。コンタクトレンズメーカーAcuvue社が2018年に実施した調査によると、アメリカのオフィスワーカーは年間1,700時間以上もパソコン画面を見つめていることがわかりました。この数字は、ビデオ会議が増えた直近の3年間で、更に増加していると考えられます。

モニターの前で長時間過ごすことを考えると、オフィスで働く従業員にとって、快適さと生産性の両方を高めるモニターアームの存在は極めて重要です。モニターアームを使うことで、自分の好みやニーズに応じてモニター位置を自由に調整できることを従業員は知っておくべきなのです。

 

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フェローズのモニターアームTallo™シリーズのラインナップ

 

トレンド:オフィスに戻る社員が増加


COVID-19パンデミックが始まって以来、最も多くの従業員がオフィスに戻ってきています。オフィスキーカードの大手Kastle Systems社によると、2023年1月の最終週には、アメリカの上位10都市のオフィスの稼働率が50%を超えました。ハイブリッド・ワークは今後も続くと思われるが、それは全米レベルでオフィス勤務が有利な方向に傾きつつあります。

企業は、従業員が生産性と効率性を感じられるようなオフィス設計に投資することで、ハイブリッドワークに慣れた従業員に対してオフィス勤務を魅力的なものにすることができます。

画像データ:2020年3月にパンデミックが始まって以来、初めてオフィスの稼働率が50%を超えた。

この目的を達成するための効果的な戦略のひとつがモニターアームへの投資です


在宅勤務ではモニターアームやマルチディスプレイを使うことができず、会社支給のノートパソコンだけで仕事をされている方が多いでしょう。その結果、従業員は長時間首を下に曲げることになり、首や肩の痛みで健康を損ねてしまうことがあります。

従業員の自宅よりも快適なワークスペースを提供したい企業は、マルチディスプレイを提供するべきです。これにより、特にデータや情報を比較したり、異なる画面のアプリケーションやタブを同時に切り替えたりするような作業をする場合、作業環境が格段に向上します。
 

ケーススタディ:バクスター信用組合


BCU(Baxter Credit Union / バクスター信用組合)は、モニターアームの重要性を認識したフェローズのクライアントです。BCUは会員数30万人を超える急成長中の信用組合で、近年の事業拡大に伴い本社を必要としていました。

2020年、BCUはイリノイ州バーノン・ヒルズにあるメインオフィスを拡張し、隣接するビルを取り込むことで、実質的なコーポレート・キャンパス(大規模な本社施設)を構築しました。BCUはその後2年間、COVID-19パンデミックとその影響によるサプライチェーンや建設の遅れのさなか、260人以上の従業員を収容できる3階建ての新オフィスの建設に取り組んだのです。

この新しいオフィス環境では、ワークスペースを快適にするだけでなく、従業員それぞれの好みやニーズに合わせてワークスペースを自由にカスタマイズできることを目指しました。従来のようなパーテーションで区切るのではなくオープンなフロアプランを採用し、高さの調節が可能なワークスペースを重視しました。

このようなワークスペースにおける従業員の様々なニーズを満たすため、BCUはフェローズのモニターアーム"Edge2-MS(国内同等品はTalloシリーズ)"を採用することになりました。このモニターアームが選ばれた理由は、従業員一人ひとりの好みに合わせて十分な調節が可能であること、複雑な作業がなく設置が簡単であることを併せ持った商品バランスの良さにあります。
このモニターアームが設置されたことで、フリーアドレスのような共有スペースであっても個人の好みに合わせてモニター位置を簡単に変更することができます。

パンデミック以降、ハイブリッドワークが主流になりつつある中で、従業員が自分の好みやニーズに合わせることができるワークスペースをオフィスに求めるようになったことを考えると、このような調整機能は、従業員の生産性、効率性、集中力を維持する上で重要な役割を果たしています。

モニターアームの選び方


一見どのモニターアームも同じように見えるので、導入する際には迷うことでしょう。モニターアームを選ぶ際のポイントを5つ紹介します。

①簡単な取付と調整

特別な工具や分解を必要とせず、簡単で直感的に取り付けられるものを選びましょう。また、従業員の好みに合わせてモニターの角度や高さ・向きを変えられるよう、幅広い調整機能を備えていることが望ましいです。
フェローズのモニターアーム"Talloシリーズ"は、モニターの取付と交換・調整も簡単に行えます。

②スライダー機能

モニター取付部がスライドするものを選びましょう。これにより、複数のモニターを横に並べたとき、モニター間の隙間や重なりがなくなります。また、奥行に余裕がないデスクスペースでもマルチディスプレイを可能にし、視線移動を最小限に留め作業効率を高めます。
ェローズのモニターアーム"Talloシリーズ"は、モニターの取付部が左右最大幅28cmスライドします。

③美観とデザイン

モニターアームは機能性を損なうことなく、ワークスペースのスタイルや美観にマッチしたものでなければなりません。モニターアームはデスクの中央に目立つようにレイアウトされるため、ワークスペースデザインの中心になり得るとフェローズは考えています。
"Talloシリーズ"は優れたデザインと機能性・革新性が評価され、「レッドドット・デザイン賞2022」(*1)と「Ergonomics Excellence Award(人間工学優秀賞)」(*2)を受賞しました。

④BIFMA準拠

BIFMA(*3)に準拠している製品を選択すると、耐久性、安全性、品質と性能の確立された業界基準を満たしていることを保証します。
フェローズのモニターアーム"Talloシリーズ"は、BIFMAに準拠しています。

⑤信頼できる会社と保証

保証とサービスプログラムを備えた信頼できる会社から購入すれば安心です。たとえば購入後に製品に問題が発生しても、迅速丁寧にサポートしてくれる会社を選びましょう。
フェローズは購入前も後も、電話やメール・チャットでお客様をサポートします。

 

 

フェローズのモニターアームTallo™シリーズ(上記記事元はこちら)について、もっと詳しく知りたい方は以下ご覧ください。

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フェローズのモニターアームTallo™シリーズのラインナップ



*1「レッドドット・デザイン賞2022」について
ドイツのDesign Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)が主催する国際的なデザイン賞です。プロダクトデザイン・ブランド&コミュニケーションデザイン・デザインコンセプトの3つの分野に分かれており、それぞれの分野から年に一回最も優れた作品を選出。プロダクトデザイン分野は、優れたデザインであることはもちろん、美しさ・スマートさ・機能性・革新性を審査します。受賞作品はドイツ・シンガポール・中国にあるレッド・ドット・デザイン・ミュージアムでの展示やイヤーブックなどで紹介されます。

*2「Ergonomics Excellence Award(人間工学優秀賞)」について
独立試験機関FIRA International社が、「英国またはEUの規格を満たし、人間工学的に優れている」製品の設計・製造を行っている企業を表彰、それを証明する賞です。エルゴノミクス分野の専門家により、「適切な人間工学的基準に従って設計されている」「健康および安全に関する関連規制に適合している」「高い品質基準と優れた環境方針を持つ企業によって製造されている」などの基準を満たす必要があります。

 

*3 BIFMA:Business and Institutional Furniture Manufacturers Associationsは、ANSIが認定した米国内のオフィス家具規格。

・・ANSI:American National Standards Instituteは、米国内の任意規格および適合性評価試験を管理・監督する非営利組織。Talloシリーズ全ての商品がANSI/BIFMA X5.5-2021に適合しています。