シュレッダーが紙詰まりしたときの対処法
シュレッダーを使っているときに起こるトラブルとして多いのが「紙詰まり」です。ここでは、シュレッダーが紙詰まりしたときの対処法についてご説明します。
シュレッダーの紙詰まりの原因
シュレッダーの紙詰まりは、用紙の入れすぎによって起こることがあります。シュレッダーは機種によって、一度に細断可能な枚数が決まっており、この細断可能枚数を超えて用紙を投入してしまうと、紙詰まりが起こりやすくなるのです。
細断に適さないものを入れてしまい故障させるケースも多くあります。ビニール、タック紙(糊が付いた紙のこと。例えば、宅配便の送り状など)、コイン、布などはシュレッダーの細断に適していません。
また、シュレッダーの故障の大部分は、紙詰まりから起こっています。シュレッダーを長持ちさせたいのであれば、紙詰まりを防ぐ必要があります。
紙詰まりの予防法
シュレッダーの紙詰まりを予防するためには、取扱説明書をしっかり読んで、正しい使用方法を守って使うことが何より大切です。
けれど、会社でシュレッダーを設置する場合、正しい使い方を社内全体に周知するように努めても、守ってくれない社員もいるかもしれません。そのため、会社など複数の人が使う場所では、紙詰まり防止機能が付いたシュレッダーを使うのが安心です。
シュレッダーの紙詰まり防止機能の例としては、投入口内部に用紙を感知して厚みを計測するセンサーが付いており、用紙を入れ過ぎると細断が始まらない「ジャムプルーフ機能」や、紙詰まりが発生した際には自動的に逆回転して詰まった細断物を取り除く「オートリバース機能」などが挙げられます。
人為的ミスを完全に防ぐことは難しいですから、シュレッダーを選ぶときには、こうした紙詰まり防止機能があるものにすると安心でしょう。
紙詰まりを起こしてしまった場合の対処方法
シュレッダーが紙詰まりを起こしたときには、手動で逆回転、正回転を何度か繰り返し、詰まった用紙が取れないかどうか試してみましょう。
用紙が手で取り除けそうになった場合も、そのまますぐに手を触れては危険です。まずは電源を切った上で、軍手や厚手のタオルを使い、カッター部分で手を切らないように気を付けながら用紙を取り除くようにしてください。
紙詰まりした用紙を自分で取り除くことが不可能な場合には、メーカーに依頼して修理してもらう必要が出てきます。そのため、シュレッダーを購入するときには、アフターサービスを行っているメーカーの機種を選んでおくと良いでしょう。